展示される歴代の名車たち
「クラシックレンジローバー2ドアモデル」

今回のプログラムのひとつ「歴代の名車から最新モデルまでのランドローバー車の展示」があります。その中の貴重な一台がこちらランドローバー販売店「サンカーズ」が展示する1973年モデル-クラシックレンジローバー2ドアモデルです。


RANGE ROVER REBORN
プロトタイプ(レストアテスト設計)

 訪問したのは愛知県一宮市にあるランドローバー専門ショップ「サンカーズ」。このサイトを見てる方なら、「サンカーズと言えば希少な新車ディフェンダーが買える販売店」とイメージする方が多いと思いますが、それだけでありません。1996年から2012年までは「ジャガーランドローバー一宮」として正規ディーラー、サービスセンターとして事業展開。その後はイギリスのランドローバー社と直接取引を行うようになり、ディフェンダーをはじめ本国でも入手が非常に難しい限定車まで取り扱っています。
 
今回LAND ROVER CHEERS 70で展示予定の一台がこちら。
2017年にLAND ROVER社より10台限定でレストア販売が決まった「RANGE ROVER REBORN」のプロトタイプ(レストアテスト設計モデル)なのです。
説明がなかなか難しいのですが、サンカーズはランドローバー正規ディーラー時代から、「オートバイオグラフィー」などの特別オーダー車両(SPECIAL VEHICLE)を発注しており、多くの実績を重ねて今に至ります。2017年の「RANGE ROVER REBORN」やその前年に発表された限定25台の「LAND ROVER SERIES1 RESTORAITON」のレストア販売を担当する本国ランドローバー社のソリハル工場内にあるクラシックカー部門と取引があります。シリーズ1のレストア車、そして、RANGE ROVER REBORNの限定10台のうち、中でも希少な1971年モデルの入荷が決まっていますが、その前に先駆けて届けられたのがこのプロトタイプなのです。
 
サンカーズの橋口氏はこう語ります。
「メーカーが公式に行うレストアはとても価値がありますし、シリーズ1のレストア車も2ドアのレンジローバーリボーンの入荷も楽しみです。これはリボーンのプロトタイプになり、それが入荷したことは当然嬉しいのですが、正直まだ満足はしていません。いくつかのディテールが日本国内で販売するレベルには到達していないと判断しています。『これこそREBORN』と納得するレベルに仕上げてから販売する予定です。」

以下、本国ランドローバー社プレスリリース画像より引用

 サンカーズでは、ショールーム他、新車ディフェンダーを20台以上ストックしています。今年70周年に新型ディフェンダーの発表も噂されていますが、尚更その存在が際立つであろう初代ディフェンダー。オートメーション化される世界の工場の中で、ハンドメイドの組み付けられ生産されたディフェンダーなのです。
70周年を迎え、橋口氏はこう語ります。
「まず私自身、四輪駆動車の世界的シンボルであるランドローバーを扱っていることをとても幸せに感じています。そして何よりも『変わらぬモノづくり』をしてきてくれた事を祝福したい想いです。私が入社したのは1990年台ですが、初代ディスカバリーがあり、レンジローバークラシック、2ndがあり、そしてディフェンダーがありました。ランドローバーと言えば『ラダーフレームにリジットアクスルサスペンション』そして、緑のオーバルバッジ。
メルセデスベンツやBMWなどもっともっと歴史があるわけですが、同じものを70年も作り続けて来たことが素晴らしいと思います。
独立懸架に電子制御と、四駆の頂点に存在し続けるべく進化をしつつも、70年間ラダーフレームxリジットアクスルをこだわり続けて来たランドローバー社に敬意を表します。