特集企画
展示される歴代の名車たち


※展示予定車の変更について

今回予定していた以下のDEFENDER90の展示が、都合により今回見送りになりました。楽しみにしていた方には大変申し訳ありませんがご理解よろしくお願いいたします。来年当イベントを開催する場合は、必ずやランドローバーを愛する皆様にご覧いただきたい意向でございます。
当車両を手がけているオートクラフト大橋信夫さんは、いらっしゃいます。

RESPECT & ANSWER
オートクラフト

 先日訪問したのは、オートクラフト。広い工場内の一区画に歴代のレンジローバーやディフェンダーが並び、見たこともないような光景がそこにありました。完璧に分解され、綺麗に横並びされたクラシックレンジローバーのラダーフレームとボディ。
 正面には、徐々に組み付けられ自動車と呼ぶべき姿になってきたディフェンダー。その中に黙々と向き合い、作業を行う姿がありました。そう、オートクラフト代表の大橋信夫さんです。
今年70周年のランドローバーよりも年上、今年73歳の大橋さん。LR業界では知らない人はいないでしょう。日本においてのランドローバーの歴史を現役のまま見てきた、そして自らも歴史を作ってきた生き字引のような人物なのです。
 元はローバージャパン直営工場のメカニックトップ、その後独立してオートクラフトを設立。22年が経ち、昨年11月にオートクラフトの工場を横浜に移転しました。
 ここはかつて日産の新車生産をしていた工場。
 昭和の日産の名車「ダットサンフェアレディ」や「初代シルビア」、平成には「サファリ」などの生産を担っていた新車製造の設備がそのまま現存する工場なのです。その設備はボディとフレームを切り離し、溶接はもとよりメーカー同様の「電着塗装」も行えます。そう、ランドローバーの完全なレストアを可能とします。
 まさに大橋さんの本当にやりたいことができる最高の環境とも言えるでしょう。


 こちらは1998年に生産されたランドローバー50周年モデルのディフェンダー90。そう、ちょうど20年前の50周年記念に限定販売されたモデルです。OHV型のV8-4Lガソリンエンジン、4速ATミッションを搭載し、当時正規ディーラーでも販売されていたモデルです。
 現在は、まだエンジンやミッションは搭載前で、内外装は大きく仕様変更しているとか。インテリアはウッド&レザーをふんだんに使用し仕上げる予定で、その一つ一つがハンドメイドで施されていきます。
 オートクラフト大橋さんのランドローバーへの想いが込められ、70周年を迎えるランドローバーへの「リスペクトとアンサー」を意味する希少な一台になると思います。続きはまた来月に取材する予定です。ご期待ください。